フッ素塗布について
フッ素とは歯を強くして「むし歯予防」に効果的な化合物。生えたての永久歯に効果的です。
当院では、むし歯予防の一環としてフッ化ナトリウムを用いた「フッ素塗布」をご提案しています。フッ素塗布は定期的に行い効果を持続させます。大人の方にも塗布できますので、ご希望の方はご相談ください。
さらにフッ素入りの歯みがき剤や、フッ素入りのうがい薬等を合わせて日常的にご使用いただくことで、むし歯になりにくい歯をつくることができます。当院では、より効果の期待できる歯みがき剤などもご紹介しています。
フッ素塗布がむし歯を予防する
初期むし歯を治す
歯は食事のたびにカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出し（脱灰）、だ液によって溶け出した成分を戻します（再石灰化）。このバランスが崩れたときに初期むし歯が始まります。
フッ素塗布を行うことによって再石灰化が促進され、初期のむし歯に多くのミネラルが吸収されて治っていきます。
歯を強くする
フッ素塗布は歯の溶け出した成分を戻す再石灰化のときに、表面のエナメル質の成分（ハイドロキシアパタイト）と結びついて「フッ化アパタイト」という硬い構造に変化し、歯を強化します。これによって歯は酸に強くなり、酸による脱灰が起こりにくくなることで、初期むし歯の発生を防ぎます。
むし歯菌の活動を抑える
むし歯病原の出した酸が歯を溶かしていくのがむし歯です。フッ化物から遊離したフッ素イオンは、むし歯病原の中に入り込んでその活動を抑えるため、結果として作られる酸の量が減り、歯が溶かされにくくなります。
生え始めの永久歯のお子さんに
生えたての永久歯は歯の表面が弱く、歯の溝も深いためにむし歯になる確率が最も高い時期です。
この時期に歯を削ってしまうと一度削った歯は元には戻らないので、その後のむし歯リスクが高くなり、歯の寿命が短くなります。歯の寿命を延ばすためにも、永久歯が生えてから２～３年は定期的にフッ素塗布を行い、危険な時期を乗り越える必要があります。
忙しい社会人の方に
成人になってくると、不規則な生活によってむし歯のリスクが上がる人も増えてきます。また、30歳代以降の方は、ほとんどの方が軽度の歯周病にかかっているといわれています。歯周病になると歯ぐきがやせて、歯の根元の象牙質が出てきます。象牙質はエナメル質に比べやわらかいために、むし歯になりやすくなります。フッ素塗布によって象牙質を守り、むし歯を防ぎましょう。
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横浜市青葉区の歯科医院「あおば台デンタルクリニック」にご相談ください。
当院では患者さんのお悩みを丁寧にお聞きし、一人ひとりに合った治療プランをご提案いたします。