2月1日はフレイルの日!お口の健康を通じて、健やかな毎日を目指しませんか?

こんにちは。
あおば台デンタルクリニック、院長の青木です。
2月1日は「フレイルの日」です。
皆さんは「フレイル」という言葉をご存じでしょうか?
フレイルとは、心身が弱っていて介護が必要になる一歩手前の状態を指します。このフレイルは心身だけでなく、「お口の健康」とも深く関係しています。
そこで今回は、フレイルが心身にどのように影響するのかをお話しします。
「フレイル」とは?
フレイルとは、加齢によって心身の活力が低下した「虚弱」な状態を指します。病気やけがなどをきっかけに、要介護状態になるリスクが高いことが特徴です。
一方でフレイルは、適切な対策やサポートを受けることで、生活機能の維持や向上が期待できる段階でもあります。早めに気付き、予防や回復に取り組むことが大切です。
もしかしてフレイルかも?簡単セルフチェック!
まずは、以下の簡単チェックリストで当てはまる項目がないか確認してみましょう。3つ以上当てはまる場合は、フレイルの兆候かもしれません。
- この2週間、理由もなく疲労感がある
- 歩くスピードが、以前より遅くなった気がする
- ペットボトルの蓋が開けにくくなるなど、握る力が弱くなった
- からだを動かす習慣がない
- この半年で、意図せず体重が2~3kg減った
フレイルの原因
フレイルの原因はさまざまです。
身体的な面では、活動量が減ったことで筋肉量が低下することが挙げられます。
うつや認知症などの精神的な要因や、人とのつながりが希薄になり孤立してしまうといった社会的要因も、フレイルに深く関わっています。
お口の健康こそ、フレイル予防の第一歩
歯科医師として特に注意を呼びかけたいのは、お口のささいな機能低下である「オーラルフレイル」です。これを放置すると、気付かぬうちに心身の健康を損ない、フレイルの大きな引き金となる場合もあります。
オーラルフレイルが招く「負の連鎖」とは
お口の機能が衰えると、下記のような問題が次々と起こり、心身の健康を脅かします。
食事の問題から始まる、からだ全体の負の連鎖
噛む力や飲み込む力が弱まると、食事がしづらくなり、食べる量が減少します。その結果、栄養が十分に摂れない「低栄養状態」になる恐れがあります。栄養が不足すると筋肉が減少し、からだを動かすのが億劫になり、活動量が減ることでさらに食欲が落ちるという深刻な負の連鎖を引き起こします。
社会的なつながりの喪失
舌・お口周りの筋肉の衰えや歯の喪失などが原因で滑舌が悪くなると、人との会話を避けるようになり、社会とのつながりが希薄になることがあります。結果として、気分の落ち込みや孤立感につながるケースもあります。
健康の土台となる「お口の力」
お口の衰えはさまざまな負の連鎖を引き起こしますが、お口が健康な状態であれば、多くのメリットが生まれます。
まず、何でも美味しく食べられるため、バランスの取れた食事から十分な栄養を摂取することができます。これが、活動的な毎日を送るためのエネルギー源となります。
さらに、食べ物を「噛む(咀しゃくする)」という行為は、顎やお口周りの筋肉を維持するだけでなく、脳に適度な刺激を与えることで、認知機能の維持にも役立ちます。
つまり、オーラルフレイルを予防し、「お口の機能」を保つことが、心身の健康を支え、フレイル予防の大切な土台になるのです。
まずは歯科検診でご自身のお口の状態を確認しませんか
オーラルフレイルを予防・改善することは、フレイルの進行を防ぎ、健康寿命を延ばすためにとても大切です。
当院では、歯科検診でむし歯や歯周病、咬み合わせなど、お口の状態を詳しくチェックしています。
また、「かたいものが噛めない」「食べ物でむせることが増えた」「以前より飲み込みにくくなった」など、お口の機能に関してご心配なことがあれば、お気軽にご相談ください。

